昨日は、藤原道長が「この世をばわが世とぞ思ふ望月(もちづき)の欠けたることもなしと思へば(自分はこの世の全てを手に入れた)」を詠んで1000年後の満月の日。綺麗なフルムーン見れましたか?
望月の歌で心をよぎったのが、今話題になっているニュース(不正を起こした会長)とアメリカ男優がした行動の違い。
アメリカ大御所俳優ジョージ・クルーニー、14人の友人たちに現金1億円ずつプレゼントしたという逸話が昨年公表されました(親友の一人によって)。それぞれの贈与税も考慮して用意されたという話なので、合計金額はかなりの金額ですね。
14人はディナーに招かれ、言われたそうです。
「聞いてくれ。みんなには、キミたちが俺にとってどんなに大切で、俺の人生にとって重要な存在であるかっていうことを知っておいて欲しい。(俳優を目指して)ロサンゼルスにやってきた俺は、キミたちのソファを寝床にしていたこともある。自分の人生において、キミたちと出会えたことは、本当に幸運だったと思ってる。今の俺があるのは、キミたちが居てくれたおかげなんだ。だから、まだみんなが生きているうちに、恩返しがしたいと思ったんだ。さあ、スーツケースを開けてみてくれないか。」
「みんな、それぞれ、これまでいろんな困難を乗り越えてきただろ? なかには、まだ困難から抜け出せていない奴もいる。キミらの子どもの生活費や学費、住宅ローンなんかについては、悩まなくていい。この1億円はすべてキミたちのものだ。」
このエピソードを知ってから、ジョージ・クルーニーの人間性に大感銘(昔はファンでもなかったのですが、笑)。現在は幸せな結婚をして、昨年は双子の赤ちゃんのお父さんになったから、ますます幸せそうな顔が浮かびます。
『奢ることなかれ、 人の存在あってこそ活きて(生きて)いける』
ハッピーウイークエンド 🤗!
コメント