アメリカ医療保険の世界 ①

今日は、トピックがかなり飛びます。ブログを始めた頃から感じていた想い、アイオワ暮らしの三年間、保険業界で学んだコト、感じたコト、私が実際に経験した視点で書けないかな、って感じてました。海外暮らしで感じたいろんな想い、これからも読んで頂けたら嬉しいです。

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日本は、ユニバーサルケアシステムの制度を取り入れています。この保険制度は、国民全員に保険医療サービス、また医療費補助を提供する保険プログラムです。アメリカはこの制度を取り入れていません。



見てください、このイメージ。ウィキペテディアからお借りしましたが、カラーの違いをみたらお分かりになるでしょうか。グリーンは、その制度を取り入れてる国、オーストラリア、日本、カナダ、ロシア、ヨーロッパ諸国が一目瞭然。

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グレーの部分は、制度を採用していない国々。
 

アメリカの民間人は、個人で民間の保険会社の保険に加入するか、勤務先が提供する団体保険に加入しなければ医療保険はありません。65才の人や障害者には、国が運営する、メディケア (Medicare) という公的保険制度があります。また低所得者には、メディケイド (Medicaid) という制度がありますが、それ以外の人達は毎月高額な医療保険を支払わないと、クリニックにも簡単には行けないという現状です。

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私自身、グアム戻ってきてから、保険無加入状態が続くコト覚悟してました。グアムのほとんどの会社では三か月期間は試用期間で、直ぐには保険に加入出来ません。そういう時に限って発生するのですよね、医療上必要な治療。

アイオワで暮らしていた時、時折感じた左背中の痛み。こちらに戻ってきたら、さらに活動し始めました。湿疹が痛みに沿うように出始めました。アメリカのテレビコマーシャルで頻繁にみていたので、予測していました、病名は帯状疱疹。小さい頃かかった水疱瘡ウイルスが体の中で生きていて、加齢と抵抗力が弱い時に発症する病気。湿疹は大したものではなかったのですが、痛くて痛くて寝れません。保険でカバーしなくても、自腹で全額払ってでも回復したい。自費で約$400かかりました、収入のない私にとっては高額です。これが重症の病気、怪我であれば、その医療費用負担額は計り知れません。

My trip 2011 240

そして、救急車ですがアメリカでは無料ではありません。距離によってチャージされるケースがほとんどですが、保険でカバーされる会社とは限りません。$1000の請求書を受け取ってビックリ、ということもあります。

海外に暮らしているから、日本の良さを思うコト多々あります。

健康であるコトが何よりです。そして、それを支える環境、アメリカと日本ではかなりのギャップがあるコトが分かった①です。

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